犬が血便が出るときはどうする?自宅で確認したいことと受診の目安

犬が血便が出るときはどうする?自宅で確認したいことと受診の目安

犬に血便が出たときは、血液の色や量だけでなく、便の状態、回数、元気、食欲、嘔吐などを一緒に確認します。便の表面に少量の鮮血が付く場合もあれば、消化管の上部からの出血などで黒っぽい便になる場合もあります。

血便が繰り返す、量が多い、黒い便が出る、嘔吐や強い元気消失を伴うなどの場合は、早めに動物病院へ相談してください。

自宅で確認したいこと

ここでは「血の色を見る」「血液の量を確認する」など、判断するときに見ておきたい項目を次のH3で確認します。次のH3を順に見ると、何を確認して判断すればよいかを整理できます。 重要なポイントを確認しましょう。 ここを押さえておきましょう。

血の色を見る

鮮やかな赤色なのか、黒っぽい便なのかを確認します。

血液の量を確認する

便の表面に少量付着しているのか、便全体に混じっているのかなどを見ます。

便の回数と状態を記録する

下痢、水様便、粘液などを伴っていないか確認します。

元気や食欲を確認する

普段どおり動けるか、水や食事を取れているかを確認します。

受診を急ぎたいサイン

この節では、まず「黒っぽい便が出る」を確認し、続いて「血便を繰り返す」など本文の項目を順に見ていきます。受診判断に関わる項目なので、気になる変化があるときは様子見を続けるより受診を優先して確認してください。 ここを押さえておきましょう。

黒っぽい便が出る

黒くタール状に見える便は、消化された血液が含まれている可能性があるため、早めに相談します。

血便を繰り返す

一度だけではなく何度も血便が出る場合は、原因を確認するため受診します。

嘔吐や強い元気消失を伴う

血便に加えて繰り返す嘔吐、ぐったりする、強い腹痛などがある場合は早めの診察が必要です。

大量の出血や全身状態の悪化がある

出血量が多い、立てない、意識がおかしいなどの場合は緊急性があります。

受診までにできること

まず「便の写真を撮る」、次に「可能なら便を保存する」という流れで、次のH3から具体的な確認点を見ていきます。本文の項目を一つずつ確認し、次の判断に必要な情報を整理しておきましょう。 重要なポイントを確認しましょう。 ここを押さえておきましょう。

便の写真を撮る

血の色や量が分かる写真を残しておくと、診察時に説明しやすくなります。

可能なら便を保存する

動物病院によっては便検査を行うため、採取方法を確認して持参します。

食べたものを記録する

フード変更、おやつ、人の食べ物、拾い食いなどがあれば記録します。

人の薬を与えない

自己判断で下痢止めや鎮痛薬などを与えず、獣医師へ相談します。

自宅で避けたい対応

ここでは「水を自己判断で制限しない」や「無理に食べさせない」を含む本文の項目を確認し、この節で何を見ればよいかを整理します。受診判断に関わる項目なので、気になる変化があるときは様子見を続けるより受診を優先して確認してください。 ここを押さえておきましょう。

水を自己判断で制限しない

下痢や出血を伴う場合は水分状態が変化する可能性があるため、飲水を制限しないようにします。

無理に食べさせない

食欲がない状態で大量に食べさせるなど、無理な対応は避けます。

症状が続くのに様子を見続けない

血便が続く、悪化する、ほかの症状が出る場合は受診します。

誤食の可能性を見逃さない

薬や異物などを食べた可能性があれば、自己判断で吐かせず動物病院へ相談します。

状態対応の目安
少量の鮮血で元気がある便・食事・元気を観察し、続くなら相談
血便を繰り返す動物病院へ相談
黒い便・嘔吐・元気消失早めに受診
大量出血・意識異常など緊急対応

血便は原因がさまざまです。血の色や量だけで判断せず、便の状態、元気、食欲、嘔吐などを合わせて確認し、異常が続く場合は動物病院へ相談しましょう。

参考情報:Merck Veterinary Manual「Diarrhea in Dogs」