犬がおしっこを出しにくそうなときは、まず「何度も排尿姿勢を取るのに出ないのか」「少量は出ているのか」を確認しましょう。排尿の異常には膀胱や尿道などのトラブルが関係していることがあり、特に尿がほとんど出ない状態は注意が必要です。
自宅で原因を判断するのは難しいため、排尿の回数や量、血尿、痛がる様子などを記録し、異常が続く場合は動物病院へ相談しましょう。
まず排尿できているか確認する
「出にくい」という状態を具体的に観察することが大切です。
排尿姿勢
何度も排尿姿勢を取る、長時間しゃがむなど、普段と違う様子がないか確認します。
尿の量
まったく出ていないのか、少量は出ているのかを確認します。
尿の色
赤や茶色っぽいなど、普段と違う色になっていないか確認します。
尿が出ない場合
何度も排尿姿勢を取るのに尿が出ない、ほとんど出ない状態が続く場合は、自己判断で様子を見続けず、早急に動物病院へ連絡しましょう。
ほかの症状も確認する
排尿異常と一緒に出ている症状を確認します。
痛がる様子
排尿時に鳴く、落ち着かない、腹部を気にするなどの変化がないか見ます。
元気・食欲
いつもどおり動けるか、食事や水分を取れているか確認します。
嘔吐
排尿異常に加えて嘔吐していないか確認します。
お腹の様子
お腹が張っているように見える場合や触られるのを強く嫌がる場合は、早めに相談します。
自宅でできる確認と記録
原因を特定しようとせず、受診に役立つ情報を整理します。
排尿回数
いつもよりトイレへ行く回数が増えていないか記録します。
尿量
1回ごとの量が普段より少ないか、まったく出ていないかを確認します。
飲水量
水を飲む量が急に増えたり減ったりしていないか確認します。
動画・写真
安全にできる場合は排尿姿勢の動画や尿の状態の写真を残すと、診察時の説明に役立つことがあります。
受診の目安を整理する
尿の異常は、症状の強さと尿が出ているかどうかを合わせて判断します。
尿が出ない
排尿姿勢を繰り返しているのに尿が出ない場合は、早急な受診について動物病院へ相談します。
血尿
尿に血が混じる場合は、原因確認のため受診を検討します。
痛み・元気低下
排尿時の痛み、ぐったりする、食欲がないなどを伴う場合は早めに相談します。
受診時の情報
伝えたいこと
- 最後に排尿した時間
- 排尿回数
- 尿量
- 尿の色
- 排尿時の様子
- 飲水量
- 食欲・元気
- 嘔吐や痛み
まとめ|「出ない」は早めに相談する
排尿の異常は原因を自宅で判断しにくいため、状態を具体的に確認します。
最初に確認
排尿姿勢、尿量、尿の色、排尿回数を確認します。
全身状態
痛み、元気、食欲、嘔吐なども確認します。
記録
最後に排尿した時間や尿の状態を記録します。
最終確認
受診判断
何度も排尿姿勢を取るのに尿が出ない、ほとんど出ない場合は早急に動物病院へ相談しましょう。血尿や痛み、元気・食欲の低下がある場合も受診を検討してください。

