犬の皮膚が赤いときは、まず赤みが出ている場所、かゆみ、腫れ、脱毛、傷などを確認しましょう。散歩やシャンプー後など一時的な刺激による場合もありますが、皮膚炎、アレルギー、寄生虫などが関係していることもあります。
赤みだけで原因を判断するのは難しいため、広がっている、強くかゆがる、出血や膿がある、元気や食欲にも変化がある場合は動物病院へ相談しましょう。
まず赤い場所と状態を確認する
皮膚の変化を具体的に観察します。
場所
耳、顔、足、脇、腹部など、どこに赤みがあるか確認します。
範囲
一点だけなのか、周囲へ広がっているのかを確認します。
かゆみ
掻く、舐める、噛む、床にこすりつけるなどの行動がないか見ます。
緊急性
顔が急に腫れる、呼吸が苦しそう、広範囲に急激な変化が出たなどの場合は、早急に動物病院へ連絡しましょう。
ほかの皮膚症状も確認する
赤みと一緒に出ている変化を確認します。
脱毛
部分的に毛が抜けていないか、左右差がないかを確認します。
フケ
白い粉状のものや皮膚の乾燥が目立たないか確認します。
腫れ・傷
腫れている、出血している、傷があるなどの変化を確認します。
におい・分泌物
皮膚のにおいが強くなったり、湿った分泌物が出たりしていないか確認します。
自宅では刺激を増やさず観察する
原因が分からない段階では、皮膚への刺激をできるだけ減らします。
掻かせすぎない
掻き壊しにつながらないよう、安全に配慮して観察します。
新しい用品を中止する
新しいシャンプーやケア用品を使った直後なら、使用を続ける前に状態を確認します。
清潔を保つ
寝床などを清潔にし、皮膚を強くこすらないようにします。
薬を自己判断で使わない
人用の軟膏や薬を自己判断で塗らず、必要なら獣医師へ相談します。
受診の目安を整理する
皮膚の赤みの程度だけでなく、経過と全身状態を見て判断します。
赤みが広がる
短時間で範囲が広がる、何度も繰り返す場合は受診を検討します。
強いかゆみ
頻繁に掻く、舐め続ける、眠れないなどの場合は早めに相談します。
傷・膿・出血
皮膚がただれている、出血、膿、強い腫れなどがある場合は受診を優先します。
受診時の情報
伝えたいこと
- 赤みが出た時期
- 場所と範囲
- かゆみ
- 脱毛・フケ
- 腫れ・傷・分泌物
- 新しい食事・シャンプー
- 薬・サプリ
- 以前の皮膚トラブル
まとめ|赤みの変化を記録して相談する
皮膚の赤みは原因が多いため、家庭で病名を決めつけないことが大切です。
観察
場所、範囲、かゆみ、脱毛、傷などを確認します。
刺激を減らす
新しい用品の使用や強い摩擦など、刺激になりそうなことを避けます。
記録
発症時期や広がりを記録し、可能なら写真を残します。
最終確認
受診判断
顔の腫れや呼吸異常など急な変化がある場合は早急に相談。赤みが広がる、強いかゆみ、傷・膿・出血がある、繰り返す場合も動物病院へ相談しましょう。

