犬がおしっこが多い原因は?考えられることと動物病院で伝えたいポイント

犬がおしっこが多い原因は?考えられることと動物病院で伝えたいポイント

犬のおしっこが多い原因は、飲水量の増加、尿路の炎症、腎臓の病気、内分泌系の病気などさまざまです。また、何度もトイレに行くものの1回の尿量が少ない場合と、1回の尿量そのものが増えている場合では、考えるべき原因が異なります。

「おしっこが多い」という印象だけで病名を決めず、飲水量、排尿回数、1回の量、尿の色、排尿時の様子を整理して動物病院へ伝えましょう。

まず「頻尿」と「多尿」を分けて考える

排尿回数と尿量を別々に観察することが重要です。

頻尿を確認する

何度も排尿するものの、1回の量が少ない場合があります。

多尿を確認する

1回の尿量や1日の尿量そのものが増えている場合があります。

飲水量も記録する

水を飲む量が増えているかを確認します。

記録を数日残す

可能なら排尿回数や飲水量を記録して受診時に伝えます。

おしっこが多くなる主な原因

原因には尿路の問題だけでなく全身性の病気もあります。

膀胱炎などの尿路トラブル

頻尿、排尿時の痛み、血尿などが見られることがあります。

腎臓の病気

尿を濃縮する機能が低下すると、多飲多尿につながることがあります。

糖尿病などの内分泌疾患

血糖値の異常などによって飲水量や尿量が増えることがあります。

ホルモン関連の病気や薬の影響

病気だけでなく、治療薬などが飲水・尿量に影響する場合もあります。

動物病院で確認されることがある検査

原因によって検査内容は変わります。

尿検査

尿の濃さや成分などを確認し、尿路の状態を調べる材料にします。

血液検査

腎臓や血糖など全身状態を確認するために行われることがあります。

画像検査

結石などが疑われる場合、超音波検査やレントゲン検査が検討されることがあります。

追加検査

症状に応じてホルモン関連など、さらに詳しい検査が必要になる場合があります。

受診時に伝えたい情報

症状の変化を具体的に伝えると、原因を考える手がかりになります。

排尿回数と量

1日の回数と、1回の量が多いか少ないかを伝えます。

飲水量

水を飲む量が以前より増えたかを伝えます。

尿の状態

色、濁り、血液、においなどの変化を伝えます。

全身状態

体重、食欲、元気、嘔吐などの変化も伝えます。

まとめ|尿の回数と量を分けて原因を考える

犬のおしっこが多い原因は、膀胱などの尿路トラブルから腎臓・内分泌系の病気まで幅広くあります。

回数、量、飲水量、尿の状態、全身症状を記録し、自己判断で病名を決めず動物病院で相談してください。