ペット保険の保険料はいくら?犬種・年齢で変わる費用を解説

ペット保険の保険料はいくら?犬種・年齢で変わる費用を解説

犬のペット保険料は、犬種や年齢だけでなく、通院を含むか、何割を補償するか、月払いか年払いかによって変わります。「月額いくらから」という表示を、そのまま愛犬の料金と考えることはできません。

比較するときは、現在の支払額に加え、年齢が上がった後の保険料と、治療時に残る自己負担を確認します。安いプランを選んでも、備えたい診療が対象外なら、その費用は別に用意する必要があります。

実際の保険料例を見るときは商品・年齢・改定日をそろえる

具体例として、第一アイペットが公表した2026年10月の商品改定資料では、「うちの子」70%プラン・犬A区分・月払いの改定後保険料は次のとおりです。2026年10月23日に確認した、一つの商品・区分の例です。

犬の年齢 公表された月払保険料
0歳 3,090円
5歳 4,510円
8歳 6,400円
12歳 10,240円

この改定は補償開始日が2026年10月2日以降の契約が対象で、継続契約も含みます。受付日の条件もあります。表は割引・特約等を加味した個別見積額でも、全商品の相場でもありません。高年齢の金額を掲載していても、その年齢で新規加入できる意味ではありません。

広告、料金表、更新案内で金額が違う場合は、まず対象の補償開始日と契約区分を見ます。保存していた古い料金表より、今回の開始日に適用される見積書を優先して確認してください。

同じ小型犬でも保険会社の区分は同じとは限らない

犬種ごとの区分を設ける商品も、体格による区分を使う商品もあります。他社の「小型犬」「犬A」などの表示を、そのまま別の商品に当てはめることはできません。

同じ犬種でもプランや年齢が違えば保険料は変わります。また、保険料の区分は商品の料金設定であり、その犬が特定の病気になると診断するものではありません。

ミックス犬・犬種不明の犬は判定方法を聞く

ミックス犬では体重などで区分する商品があります。子犬の現在体重だけで決めてよいか、成犬時の扱い、更新時に区分が変わる条件を確認します。犬種が分からない場合も、見た目から安い区分を選ばず、申込先の指定に沿って入力します。

 

見積もりの比較条件は「愛犬の情報」と「補償内容」の両方をそろえます。犬種や年齢だけ一致していても、通院なしと通院ありでは同じ保障を比べていません。

月額・年額・割引後の金額を同じ単位に直す

月払いは毎月の家計、年払いは一度に必要な資金に影響します。年払いが月払い12回分より安い商品もありますが、その差は各商品の見積もりで確認します。

例えば、月額2,800円なら12回分は3万3,600円です。同条件の年払見積額が3万2,600円なら、差は年間1,000円。この例は計算方法を示す架空の条件で、上の実在商品とは関係ありません。

割引があるときは、適用前後の金額と、翌年度も適用される条件を分けて残します。初年度だけの金額や一時的な特典を、毎年続く負担として計算しないようにします。

将来の保険料は現在・次の区分・シニア期を確認する

年齢ごとに変わる商品と、一定の年齢区分で変わる商品では、家計への影響が異なります。現在の料金に加え、次に金額が変わる年齢、シニア期の複数の年齢で見積もると、続けられるか検討しやすくなります。

初年度と更新契約で保険料が異なる商品もあります。「高齢になると定額」という表示も、今後の商品改定による変更までなくなる意味ではありません。現行料金表を使った将来試算は、将来の請求額の保証とは分けて扱います。

保険料を下げるために乗り換えると、それまで補償された病気が新契約では対象外になることがあります。

治療歴の告知、引受条件、補償開始日を確認してから旧契約の扱いを決めます。新しい月額だけで解約を先に進めないでください。

保険料と治療時の自己負担を合わせて予算を組む

補償割合は、支払ったすべての費用へ無条件に掛かるわけではありません。対象外の費用を除き、免責金額、1日・1回の上限、年間の限度額や回数などを適用して保険金が決まります。計算順序も商品ごとに確認します。

架空の例として、対象診療費1万円、補償割合70%、免責なし、上限に抵触しない契約なら保険金は7,000円、診療の自己負担は3,000円です。同時に支払った対象外費用2,000円があれば、その日の最終的な負担は5,000円になります。

保険料に加え、ワクチンや予防薬など治療補償とは別に用意する費用、対象外の診療、後日請求までの立替資金を確保します。窓口精算に対応する商品でも、利用できる病院や診療の条件があります。

予算が合わない場合は削る補償を具体的にする

手術中心にすると保険料を抑えられる場合がありますが、通院の検査や薬代まで同じように補償されるとは限りません。補償割合を下げるなら治療時の負担が増えるため、その差額を払える資金とセットで考えます。

保険料を払うために必要な受診や予防を控える家計になっていないかも確認します。安くする方法は、重複した特約や支払方法を見直すことから検討し、備えたい治療を失う変更は最後に判断します。

見積もりを保存するときに残す項目

比較候補ごとに次の条件を一枚に記録すると、違う条件の最安表示を混ぜずに検討できます。見積額だけでなく、その金額で何が対象になるかを残すのがポイントです。

見積もりに添えるメモ

  • 見積日、商品名、希望開始日、犬種区分、生年月日、必要な体重情報。
  • 通院・入院・手術の範囲、補償割合、免責、各上限と回数。
  • 月払い12回分、年払額、特約、割引の条件と適用期間。
  • 更新後の料金表、次に金額が変わる年齢、シニア期の試算。
  • 健康状態の審査結果、除外条件、立替が必要になる請求方法。

最初に同じ希望開始日・補償範囲で見積もりを取り、年間保険料と治療時に残る負担を書き出してください。予算を超える場合は、どの補償を変えると何が自己負担になるかを一項目ずつ確認して選びます。

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