犬の毛が抜けるときは、まず抜け毛の量と抜け方、皮膚の状態を確認しましょう。換毛期の自然な抜け毛もありますが、部分的な脱毛、皮膚の赤みやかゆみ、フケ、かさぶたなどを伴う場合は、皮膚の病気や寄生虫、アレルギーなどが関係している可能性があります。
急に毛が抜け始めた、脱毛が広がる、強くかゆがる、皮膚に傷がある、元気や食欲に変化がある場合は、自己判断でシャンプーなどを繰り返さず、動物病院へ相談しましょう。
犬の毛が抜けるときに自宅で確認したいこと
毛の量だけでなく、皮膚と全身状態を確認します。
抜け方を見る
全身的に抜けているのか、特定の場所だけ毛が抜けているのかを確認します。
皮膚の状態を見る
赤み、発疹、フケ、かさぶた、湿り、傷などがないか確認します。
かゆみの有無を見る
掻く、舐める、噛む、こすりつけるなどの行動がないか観察します。
生活や全身状態を見る
食事、シャンプー、環境などの変更や、元気・食欲の変化がないか確認します。
換毛による抜け毛か病的な脱毛かを考えるには、毛の抜け方と皮膚症状を一緒に確認することが大切です。
自宅で避けたい対応
原因が分からない状態では、刺激を増やさないことを優先します。
人用の薬を使わない
犬に適さない成分や量の可能性があるため、自己判断で人用薬を使用しないようにします。
シャンプーを頻繁に変えない
症状を確認する前に複数の製品を試すと、皮膚への刺激や原因の確認が難しくなる場合があります。
脱毛部分を強くこすらない
皮膚に炎症や傷がある場合は、強いブラッシングなどで刺激しないようにします。
症状の経過を写真で残す
同じ部位を撮影しておくと、脱毛の広がりや皮膚の変化を診察時に伝えやすくなります。
毛が抜ける原因は一つではない
換毛、寄生虫、感染、アレルギー、ホルモンなど複数の可能性があるため、見た目だけで原因を決めつけないようにします。
動物病院を受診する目安
脱毛の程度と皮膚・全身症状を合わせて受診を判断します。
部分的な脱毛がある
円形など特定の部位だけ毛が抜けている場合や、脱毛が広がる場合は相談しましょう。
皮膚に赤みや傷がある
赤み、発疹、かさぶた、出血などを伴う場合は、原因の確認が必要です。
強いかゆみがある
頻繁に掻く、舐める、噛むなどが続く場合は早めに受診します。
元気や食欲が変化した
皮膚症状に加えて元気や食欲など全身状態に変化がある場合は、動物病院へ相談しましょう。
受診前に記録したいこと
- 脱毛開始時期
- 脱毛部位
- 皮膚の赤み・発疹
- かゆみ
- 食事・環境の変更
- 元気・食欲
まとめ|抜け毛の量と皮膚の状態を確認する
犬の毛が抜けるときは、換毛によるものか病的な脱毛かを自己判断せず、抜け方と皮膚、全身状態を確認します。
抜け方を確認する
全身か部分的か、脱毛が広がっているかを記録します。
皮膚を観察する
赤み、発疹、フケ、かさぶた、傷などを確認します。
かゆみと全身状態を見る
掻く・舐める行動や、元気・食欲の変化を確認します。
続く場合は受診する
受診の目安
- 部分的な脱毛
- 脱毛の拡大
- 皮膚の赤み・傷
- 強いかゆみ
- 元気・食欲の変化
- 急な発症
急な脱毛や皮膚症状、強いかゆみなどがある場合は、原因を確認するため動物病院へ相談しましょう。

