犬のお腹が膨れているときは、まずいつから膨らんだのか、硬さや痛みがあるか、食欲や元気に変化がないかを確認しましょう。食後など一時的にお腹が膨らんで見える場合もありますが、急にお腹が大きくなった場合や全身状態に変化がある場合は注意が必要です。
特に、腹部の急な膨張に加えて吐こうとして吐けない、落ち着かない、呼吸が苦しそう、ぐったりしているなどの症状がある場合は、緊急性の高い病気も考えられるため、すぐに動物病院へ連絡しましょう。
犬のお腹が膨れているときに自宅で確認したいこと
まずは腹部だけでなく全身状態を確認します。
いつから膨れたかを見る
急に膨らんだのか、数日から徐々に大きくなったのかを確認します。
腹部の硬さや痛みを見る
無理に押したり揉んだりせず、触ろうとすると嫌がる、痛がるなどの様子を確認します。
食欲と元気を見る
食事を食べるか、普段どおり動けているかを確認します。
吐き気・排便・呼吸を見る
嘔吐、吐こうとする動作、便の変化、呼吸の異常などがないか観察します。
お腹の大きさだけで判断せず、急な変化や痛み、嘔吐、呼吸、元気などを一緒に確認しましょう。
自宅で避けたい対応
腹部が膨れている原因が分からない状態では、刺激を加えないことが大切です。
お腹を強く押さない
痛みや腹部の異常がある可能性があるため、確認のために強く押したり揉んだりしないようにします。
人用の薬を与えない
犬に適さない成分や量の可能性があるため、自己判断で薬を与えないようにします。
吐かせようとしない
異物や中毒などが疑われる場合でも、自己判断で吐かせることは避け、動物病院へ相談します。
症状が強い場合は食事を無理に与えない
腹部症状が強い場合は自己判断で食事を増減させず、受診先へ確認しましょう。
急な腹部膨張は様子を見すぎない
吐こうとして吐けない、呼吸が苦しそう、ぐったりしているなどがあれば、緊急性を考えてすぐに動物病院へ連絡します。
動物病院を受診する目安
腹部の膨らみ方と全身状態から受診の緊急度を判断します。
急にお腹が膨れた
短時間で腹部が明らかに大きくなった場合は、早めに動物病院へ連絡します。
吐こうとして吐けない
腹部膨張と合わせて繰り返し吐こうとする場合は、緊急性の高い状態も考えられます。
呼吸や元気に異常がある
呼吸が苦しそう、ぐったりしている、立てないなどの場合は緊急受診を検討します。
痛がる・食べられない
腹部を気にする、触られるのを嫌がる、食欲がないなどの変化がある場合は受診しましょう。
受診前に記録したいこと
- 膨らみ始めた時期
- 腹部の硬さ・痛み
- 食欲・元気
- 嘔吐・吐こうとする動作
- 便・排尿
- 呼吸状態
まとめ|急な腹部膨張と全身状態に注意する
犬のお腹が膨れているときは、原因を自己判断せず、発症時期と全身状態を確認します。
膨らみ方を確認する
急に膨れたのか、徐々に変化したのかを記録します。
痛みや嘔吐を見る
腹部の痛み、吐こうとする動作、嘔吐などを確認します。
元気と呼吸を見る
元気、食欲、呼吸状態に変化がないか確認します。
異常時はすぐ相談する
受診の目安
- 急な腹部膨張
- 吐こうとして吐けない
- 強い痛み
- 呼吸異常
- ぐったりする
- 食欲低下
特に急な腹部膨張と吐こうとして吐けない、呼吸異常、ぐったりするなどの症状がある場合は、すぐに動物病院へ連絡しましょう。

