犬が震えるときは、寒さや緊張のような一時的な原因だけでなく、痛み、体調不良、低血糖などが関係している場合もあります。まずは安全な場所で落ち着かせ、意識、呼吸、歩き方、食欲などを確認しましょう。
震えだけで原因を判断することはできません。急に強く震え始めた、意識がおかしい、立てない、呼吸が苦しそうなどの異常がある場合は、早めに動物病院へ相談してください。
まず安全な場所で様子を見る
震えている犬を無理に動かさず、周囲の危険を取り除きます。
寒さを確認
室温や体が冷えていないかを確認し、寒さが原因と考えられる場合は無理のない範囲で暖かくします。
興奮や緊張
雷、工事音、来客、移動など、直前に怖がる出来事がなかったか思い返します。
意識
呼びかけに普段どおり反応するか確認します。
危険な場所から移す
ふらついている場合は階段や段差から離し、転倒しない安全な場所で観察しましょう。
震え以外の症状を確認する
原因を考えるには、震えと一緒に出ている症状が重要です。
歩き方
足をかばう、立てない、ふらつくなどの変化がないか確認します。
痛がる様子
触られるのを嫌がる、特定の場所を気にする、姿勢を変えたがらないなどがないか見ます。
食欲・元気
食事や水を取れるか、普段どおり動けるかを確認します。
嘔吐や下痢
消化器症状などが同時に出ていないか確認します。
震えが出た状況を記録する
診察時に具体的な情報を伝えられるようにします。
始まった時間
いつから震えているか、突然だったか徐々にだったかを記録します。
持続時間
数分で治まるのか、長く続くのかを確認します。
きっかけ
寒さ、緊張、運動、食事、排便など、直前の出来事を記録します。
動画
安全に撮影できる状況なら震えの様子を動画に残すと、診察時の説明に役立つことがあります。
受診の目安を確認する
震えが続く場合やほかの異常がある場合は受診を検討します。
長く続く震え
原因が思い当たらない震えが続く、何度も繰り返す場合は動物病院へ相談します。
意識・歩行の異常
反応が鈍い、立てない、ふらつくなどの症状があれば早めの受診が必要です。
呼吸や粘膜の異常
呼吸が苦しそう、歯ぐきや舌の色が明らかにおかしい場合は緊急性があります。
受診時の情報
伝えたいこと
- 震えが始まった時刻
- 持続時間
- 震え方
- きっかけ
- 食欲・元気
- 歩行・意識
- 嘔吐や下痢
- 服薬・既往歴
まとめ|震え以外の変化も一緒に確認する
震えだけを見て原因を決めつけないことが大切です。
最初に確認
寒さ、緊張、安全な環境、意識を確認します。
全身状態
歩行、痛み、食欲、元気、呼吸などを確認します。
記録
発症時間、持続時間、きっかけ、動画を記録します。
最終確認
受診判断
意識・呼吸・歩行に異常がある、強い痛みが疑われる、震えが長く続く・繰り返す場合は、早めに動物病院へ相談しましょう。

