フレンチブルドッグのペット保険料は、犬種だけで一律には決まりません。年齢、補償割合、通院・入院・手術の補償設計、特約、商品ごとの犬種区分などで変わります。月額の安さだけを見ると、補償対象外や支払限度、更新後の保険料を見落とすことがあります。
2026年9月時点のPS保険公式情報では、フレンチ・ブルドッグは中型犬区分で、補償開始時に生後120日以上の1歳、インターネット申込み、特約なしの場合、50%補償プランは月1,590円、70%補償プランは月2,360円、100%補償プランは月2,920円です。
一方、アニコム損保ではフレンチ・ブルドッグは犬種別クラス「E」に分類されます。アニコムの保険料は年齢・商品・支払割合等で異なるため、加入時の見積りで確認する必要があります。このように会社ごとに料金設計と補償内容が異なるため、単純な月額ランキングでは比較できません。
フレンチブルドッグの保険料は年齢・補償割合で変わる
保険料を見るときは、「何歳」「何%補償」「どの商品・条件か」を必ずセットで確認します。
PS保険の1歳例は月1,590~2,920円
2026年6月30日更新のPS保険公式ページでは、フレンチ・ブルドッグを中型犬として扱っています。補償開始時に生後120日以上、1歳、インターネット申込み、火葬費用等担保特約なしの場合の月払例は次のとおりです。
| PS保険の例 | 月払 | 年払 |
|---|---|---|
| 50%補償 | 1,590円 | 18,360円 |
| 70%補償 | 2,360円 | 27,240円 |
| 100%補償 | 2,920円 | 33,700円 |
この表はPS保険の特定条件における公式掲載例です。他社商品の相場やフレンチブルドッグ全体の平均保険料ではありません。
年齢帯が変わると保険料も変わる
PS保険の中型犬50%プランでは、1~2歳の月1,590円に対し、3~5歳は月2,130円、6~8歳は月2,780円(いずれも特約なしの公式掲載例)です。
加入時の月額だけでなく、数年後の年齢帯でいくらになるかまで確認しましょう。
アニコムではフレンチブルドッグはEクラス
アニコム損保の2026年時点の犬種別クラス分類表では、フレンチ・ブルドッグはEクラスです。保険料は犬種クラス、年齢、商品、支払割合などで決まります。
同じ「70%補償」でもPS保険とアニコム損保では限度額や仕組みが異なるため、保険料だけを横並びにして優劣を判断しないようにします。
月払と年払は年間総額も確認する
月払は家計へ組み込みやすく、年払は年間負担を一度に把握しやすい方法です。商品によって月払12回分と年払額が同じではない場合があります。
契約前に、月額だけでなく年間総額も確認してください。
保険料と一緒に通院・入院・手術の補償を確認する
月額が安くても、自分が備えたい診療が十分に対象でなければ目的に合いません。補償割合だけでなく限度額・日数・回数を確認します。
通院補償の有無と限度を見る
日常的な通院に備えたい場合は、通院が補償対象か、1日あたりの限度や年間日数がどう設定されているかを確認します。
PS保険では50%・70%・100%各プランで通院を補償しますが、日額・日数には限度があります。
入院は1日上限と年間日数を確認する
入院補償でも、補償割合だけでは実際に受け取れる保険金は決まりません。1日あたり上限、年間日数などの商品条件が関係します。
長期入院に備えたい場合は、パンフレットや重要事項説明書の上限まで確認してください。
手術は1回上限と年間回数を見る
手術補償では、1回あたりの支払限度額と年間回数を比較します。PS保険では通院・入院・手術・車イス費用を合わせた年間最大補償額を案内していますが、各項目には個別の限度があります。
「100%補償=支払った診療費が無制限に全額戻る」という意味ではありません。
予防・既往症・対象外条件を確認する
ワクチン、健康診断など予防目的の費用は対象外となる商品があります。加入前からの傷病や特定の状態に条件が付く場合もあります。
「病院で支払う費用ならすべて補償」と考えず、補償対象外、待機期間、免責、既往症・先天性疾患等の扱いを重要事項説明書・約款で確認してください。
不明点は申込み前に保険会社へ確認しましょう。
フレンチブルドッグの体格と家計から保険を判断する
フレンチブルドッグはJKCの犬種標準で牡9~14kg、牝8~13kgの筋肉質でコンパクトな犬種です。ただし、保険の必要性を体格だけで決めることはできません。年齢、家計、貯蓄、通院への備え方を合わせて考えます。
加入時の若い年齢だけで判断しない
若い時期の保険料が低くても、年齢によって保険料が上がる商品があります。新規加入できる上限年齢や、継続時の料金変化を確認します。
PS保険では新規加入は8歳まで、9歳以降は継続のみと公式料金表に示されています。商品によって条件は異なります。
保険料と医療用貯金を両方考える
保険に加入しても、自己負担、対象外診療、限度額超過分などは自分で支払います。そのため毎月の保険料とは別に、急な医療費へ使える資金を残す方法があります。
保険料が高くなりすぎて予備費を持てない場合は、プランの見直しも判断材料になります。
補償割合より対象範囲を優先する場合もある
100%補償でも対象外の診療には保険金は支払われません。反対に50%・70%でも、自分が備えたい通院・入院・手術の条件が合う商品が家計に適する場合があります。
補償割合だけで順位を付けず、何がどこまで対象になるかを比較してください。
請求方法と手元資金も確認する
保険金請求には、動物病院の窓口で精算できる方式と、いったん診療費を支払って後から請求する方式があります。商品や病院によって対応は異なります。
後日請求型では、一時的に診療費全額を支払うための手元資金も必要になります。
年間保険料と補償条件を同じ表で比較して決める
最後は候補商品ごとに年間保険料と補償条件を同じ表へ並べます。これにより、単純な「月額の安い順」ではなく、自分に必要な備えと家計負担を比較できます。
月額だけでなく年間保険料を出す
PS保険の1歳・中型犬・特約なしの公式例では、50%プランの年払18,360円、70%プラン27,240円、100%プラン33,700円です。
実際の保険料は申込時の年齢や特約などで変わるため、契約直前に再見積りしてください。
保険料+自己負担用予備費で考える
例えば年間保険料30,000円と、家庭で決めた医療予備費60,000円を確保するなら、家計上は年間90,000円を医療への備えとして用意する考え方です。
30,000円+60,000円=90,000円。これは家計の組み立て方を示す架空例で、推奨貯金額や平均医療費ではありません。
保険料と貯蓄を別々に考えると、対象外費用への備えも把握しやすくなります。
同じ比較項目で候補を並べる
| 比較項目 | 確認する内容 |
|---|---|
| 保険料 | 現在年齢・犬種区分・月払/年払・特約 |
| 補償割合 | 50%・70%・100%など |
| 通院・入院・手術 | 対象、限度額、限度日数・回数 |
| 対象外 | 予防、既往症、免責、待機期間等 |
| 更新 | 新規加入年齢、継続、保険料変更 |
| 請求 | 窓口精算・後日請求等 |
表の条件を同じように確認すると、料金だけでは見えない違いを比較できます。
加入前・更新時は最新公式情報を再確認する
- 現在年齢で最新保険料を確認する
- 通院・入院・手術の補償を確認する
- 対象外・上限・回数を確認する
- 将来の更新条件を確認する
- 保険料と医療予備費を家計へ入れる
フレンチブルドッグだから一律に保険へ入るべきとはいえません。保険料、補償範囲、自己資金を比較し、自分の家庭で無理なく継続できるかを基準に判断しましょう。
参考情報:PS保険「フレンチ・ブルドッグの保険について」/PS保険「犬の保険70%補償プラン」/PS保険「犬の保険100%補償プラン」/アニコム損保「犬の品種別クラス分類表」/アニコム損保「保険料表」/ジャパンケネルクラブ「フレンチ・ブルドッグ」

