犬が歩きたがらないときは、無理に歩かせず、まず足や関節の様子、痛がる場所、元気や食欲などを確認しましょう。散歩に行きたくないだけに見えても、足のけがや痛み、体調不良などが隠れている場合があります。
急に歩けなくなった、強く痛がる、足をまったく着けない、ぐったりしているなどの場合は、早めの受診が必要です。
まず安全な場所で状態を確認する
歩きたがらない犬を無理に動かさず、落ち着いて観察します。
歩行
立てるのか、数歩なら歩けるのか、足をかばっているのかを確認します。
足の様子
肉球や爪に傷がないか、腫れや出血がないかを目で確認します。
痛み
触られるのを嫌がる、鳴く、姿勢を変えたがらないなどの変化を見ます。
無理に歩かせない
強い痛みやけがが疑われるときは、散歩や運動を続けず安静にします。無理に関節を曲げ伸ばしするのも避けましょう。
歩きたがらない以外の症状を見る
全身状態を一緒に確認すると、受診判断の材料になります。
元気・食欲
普段どおり動けるか、食事や水分を取れているか確認します。
発熱など
熱っぽい、震えるなど普段と違う様子がないか確認します。
嘔吐・下痢
消化器症状が同時に出ていないか確認します。
呼吸・意識
呼吸が苦しそう、反応が弱いなどの異常がないか確認します。
自宅でできる確認と記録
原因を決めつけず、診察に役立つ情報を整理します。
発症した時間
いつから歩きたがらなくなったのか、突然だったのかを記録します。
きっかけ
散歩中の転倒、ジャンプ、激しい運動など、直前の出来事を思い返します。
左右差
どちらの足をかばっているのか、前後どちらに問題がありそうかを確認します。
動画
安全にできる場合は歩き方を動画に残すと、診察時の説明に役立つことがあります。
受診の目安を整理する
歩きたがらない程度と、痛みや全身状態を合わせて判断します。
急に歩けない
突然立てない、歩けないなどの場合は早急な受診を検討します。
強い痛み
激しく痛がる、触ると強く嫌がる、落ち着かないなどの場合は早めに相談します。
足を着けない
特定の足をまったく着けない状態が続く場合は、けがや痛みの確認が必要です。
受診時の情報
伝えたいこと
- 発症時期
- 歩き方の変化
- 痛がる場所
- けがのきっかけ
- 食欲・元気
- 嘔吐・下痢
- 服薬・持病
- 動画の有無
まとめ|無理に歩かせず状態を確認する
歩きたがらない原因はさまざまなので、痛みや全身状態を確認します。
最初に確認
立てるか、歩けるか、足をかばっているかを確認します。
痛み
足の傷や腫れ、触られることへの反応を確認します。
記録
発症時期やきっかけを記録し、可能なら歩行動画も残します。
最終確認
受診判断
突然歩けない、強い痛みがある、足をまったく着けない、元気や食欲が低下している場合は、早めに動物病院へ相談しましょう。

