犬が呼吸が速いときはどうする?自宅で確認したいことと受診の目安

犬が呼吸が速いときはどうする?自宅で確認したいことと受診の目安

犬が呼吸を速くしているときは、まず運動後や暑さ、興奮による一時的な変化なのか、安静にしても続いている異常なのかを確認しましょう。犬の安静時・睡眠時の呼吸数は一般に1分15~30回程度が目安とされ、30回を超える状態が続く場合は獣医師へ相談する材料になります。

ただし、呼吸数だけで緊急性を判断するのではなく、呼吸の努力、姿勢、歯ぐきや舌の色、咳なども一緒に確認することが重要です。

犬の呼吸が速いときにまず確認すること

運動や暑さ、興奮の直後は一時的に呼吸が速くなることがあります。まずは安静にしたときも速いのかを確認します。

安静時の呼吸数を数える

犬が落ち着いているときや眠っているときに胸の上下を数えます。安静時は一般に1分15~30回程度が目安とされ、30回を超える状態が続く場合は獣医師へ相談する材料になります。

運動や暑さの影響を見る

散歩後や暑い環境では呼吸が速くなることがあるため、涼しく静かな場所で休ませた後の変化を確認します。

呼吸の努力を見る

胸やお腹を大きく動かしている、首を伸ばしている、横になれないなど、呼吸に力が必要そうな様子がないか確認します。

咳や鼻水なども記録する

咳、くしゃみ、鼻水、ゼーゼーする音などを伴っていないか確認します。

自宅で確認したい呼吸の変化

呼吸数だけでなく、呼吸の仕方や全身状態も一緒に観察します。

呼吸音を聞く

ゼーゼー、ヒューヒューなど普段と違う音がないか確認します。

姿勢を見る

座ったまま、胸を床につけたまま、首を伸ばしたままなど、普段と違う姿勢がないか見ます。

歯ぐきや舌の色を見る

白っぽい、灰色、青紫色など普段と違う色が見られた場合は緊急性が高い可能性があります。

動画を撮影する

受診時に症状が落ち着いていても、自宅での呼吸状態を動画で見せると経過を伝えやすくなります。

受診を急ぎたいサイン

呼吸の異常にほかの症状が加わっている場合は、様子見を長引かせないことが大切です。

安静にしても呼吸が速い

落ち着いても呼吸数が高い状態が続く場合は、早めに動物病院へ相談します。

呼吸が苦しそう

明らかな努力性呼吸や開口呼吸が見られる場合は、緊急性を考えて受診します。

舌や歯ぐきが青紫色になる

チアノーゼは酸素不足を示すことがあるため、緊急対応が必要です。

倒れる・横になれない

呼吸状態が悪い可能性があるため、できるだけ早く動物病院へ向かいます。

受診までにできること

呼吸が苦しい犬では、無理に動かしたり興奮させたりしないことを優先します。

静かで涼しい場所にする

暑さや興奮を避け、落ち着いて呼吸できる環境を作ります。

無理に横向きにしない

呼吸が苦しい犬を無理な姿勢に固定せず、本人が楽に感じる姿勢を保ちます。

移動前に病院へ連絡する

緊急性がありそうな場合は、受診可能かを電話で確認してから向かいます。

水や薬を無理に与えない

呼吸が苦しい状態で無理に飲食させたり、人用薬を使ったりしないようにします。

まとめ|安静時の呼吸数と呼吸の苦しさを確認する

運動や暑さで一時的に速くなる場合と、心臓・肺・気道などの問題で安静時にも速くなる場合があります。

呼吸が苦しそう、舌や歯ぐきが青紫色、倒れるなどの変化があれば、呼吸数を測ることにこだわらず早急に動物病院へ相談してください。