犬のアレルギー検査で判定できる項目とは

愛犬は健康体が一番。しかし、突然愛犬がアレルギーに襲われることもあります。そうならないためにも、早めにアレルギー検査は行っておいた方がいいでしょう。以前は、動物病院で血液を採取し、海外の検査機関に犬の血清を送るのが主流でした。

しかし10年ほど前から日本でも検査を行う機関が増えてきました。検査結果が出るまでの日程が7~10日だったものが、4日程度に短縮することが可能となり、検査費用は1頭あたり3万円前後となっています。

気になるのが、犬のアレルギー検査のその項目です。検査の種類によっても項目は異なるのですが、ハウスダストや花粉といった環境中のアレルゲンを特定するため、現在もっとも一般的に行われているのが、アレルゲン特異的IgE検査です。

アレルギーの際に出現する血中抗体(IgE)の濃度を測定することで、アレルゲンを判定することができます。判定できる項目は以下の通りです。

節足動物ヤケショウダニ、コナヒョウダニ、ノミ、蚊、ゴキブリ
樹木スギ、シラカンバ、ハンノキ・カビアスペルギルス、アルテリナリア、クラドスポリウム、ペニシリウム
雑草ヨモギ、オオブタクサ、アキノキリンソウ、タンポポ、フランスギク・牧草カモガヤ、ハルガヤ、オオアワガエリ、ホソムギ、ギョウギシバ
主要食物アレルゲン牛肉、豚肉、鶏肉、卵白、卵黄、牛乳、小麦、大豆、トウモロコシ
除去食アレルゲン羊肉、七面鳥、アヒル、サケ、タラ、ナマズ、シシャモ、ジャガイモ、米

これらの項目が陽性か陰性かを判定することができ、アレルゲンとなる可能性がある擬陽性のものも判定されます。アレルゲンがわかったら、極力除去する生活を送りましょう

しかし、すでに皮膚の炎症などのアレルギー症状が出ている場合は、このアレルギー検査結果を元に経験豊富な獣医とともに治療法を考えて行く必要があるでしょう。

アレルギー症状だと思っていても、他の深刻な病気の場合も否定できませんから、診察は欠かせません。かゆみや炎症を止めるためにも早急に薬を投与してもらう必要があります。

犬のアレルギー検査は「毛」でできる?

通常、犬のアレルギー検査は血液検査で行われます。アレルギーの際に血液中の出現するリンパ球を検出する「アレルギー強度検査」、アレルギーの際に出現する血中抗体(IgE)の濃度を測定することでアレルゲンを判定する「IgE検査」、そして、リンパ球を介したアレルギー反応を捉える「リンパ球反応検査(主要食物アレルゲン)」と「リンパ球反応検査(除去食アレルゲン)」です。

しかし近年では、犬の毛を検査機関に送ることによりアレルギー検査をしてくれる機関もあるようです。ブラッシング時に自然に抜けたものや、はさみで切った毛が20本必要となります。どこの部位の毛でもOKで、毛に毛根がついていなくても構いません。

床に落ちたものは正確な検査の妨げとなります。多頭飼いの場合は確実に検査するためにはさみで切る方法をおすすめします。毛を利用することにより、心電図や脳波計測の原理とほぼ同じ原理を駆使した最新鋭機器で、ペットの健康状態を測定し数値化します。

検査プランは3通りにわかれており、

項目A「米/小麦/オートミール/とうもろこし/大豆/そば/牛乳/卵/鮭/まぐろ/ナマズ/にんじん/ほうれん草/もやし/さつまいも」、

項目B「牛肉/豚肉/鶏肉/仔羊/七面鳥/馬肉/ダチョウ/鹿肉/カンガルー/チーズ/いわし/キャベツ/トマト/ブロッコリー/大根」、

項目C「ハウスダスト/ダニ/ノミ/タバコの煙/羽毛/羊毛/綿/タタミ/スギ/ヒノキ花粉/松花粉/ブタクサ/ゴム/ビニール/ステンレス」

のうち、1項目を選べるプラン、2項目を選べるプラン、全てを選べるプランです。また、食物アレルギー75項目を判定できるプランと、環境アレルギー73項目を選べるプランもあります。気軽に申し込める毛による犬のアレルギー検査ですが、その信憑性は定かではありません。

日々の健康管理のための参考にはなりますが、飼い犬にすでにアレルギー症状が出ている場合は早急に動物病院で診察を受けるようにしましょう

犬のアレルギー検査の代表的な方法

近年増えているにもかかわらず、治療や改善に苦労しているのが、犬のアレルギー性皮膚炎です。犬のアレルギー性皮膚炎は、アトピー性皮膚炎食物アレルギーの、大きくわけて2通りに分類されます。症状としては、耳、目の周りや唇、わきの下や足の付け根にかゆみや赤みを伴うのが特徴。

生物には、外的から身を守るための防御システムが備わっています。外部から侵入する病原菌などの異物と戦い排出する役割を「免疫」といいますが、アレルギーは、花粉や特定の食べ物など、免疫機能が病原体以外の異物にも過剰に反応してしまうことをいいます。

戦うことで、かゆみ、鼻水、くしゃみ、赤みなどを伴うのです。アレルゲンは犬によって異なるため、アレルギー検査をしてみなければわかりません。

アレルゲンを特定するための代表的な検査が、「アレルギー強度検査」「IgE検査」「リンパ球反応検査」の3つです。何かしらの症状が出ているものの、アレルギー性疾患かどうかわからない場合は「アレルギー強度検査」を行います。

検査方法は、アレルギーの際に血液中に出現するリンパ球を検出するというもの。検査結果はこのリンパ球の割合で示され、この値が高いほどアレルギー反応が活発になっているということになります。陰性の場合は他の疾患の可能性が高いため、また別の検査を行うことがあるでしょう。

「IgE検査」はアレルゲンを特定するためによく用いられる方法で、アレルギーの際に出現する血中抗体(IgE)の濃度を測定することでアレルゲンを判定します。節足動物、樹木、カビ、雑草、牧草、主要食物アレルゲン、除去食アレルゲンなどを判別することができます。食物アレルギー専用の検査が、「リンパ球反応検査」です。

この検査では、リンパ球により食物アレルギー反応を確認します。IgE検査の結果が陰性の場合でも、この検査でアレルギー反応が検出されることがあります。どの検査を受けるかは、出ている症状や犬の種類によっても異なりますから、獣医に相談しましょう。

犬のアレルギーは郵送でチェックできる!?

犬にも人間と同じようにアレルギーがありますが、アレルゲンとなっているものは花粉、金属、食べ物、ダニなどさまざまで、普段の生活の中から見極めることは大変難しいといえます。アレルゲンとなっているものもその犬によって違いますので、アレルゲンを知るために検査を受けてみることをおすすめします。

アレルギー検査は通常血液検査で行われます。アレルギー検査の種類は大きくわけて3通り。アレルギーの際に血液中の出現するリンパ球を検出する「アレルギー強度検査」、アレルギーの際に出現する血中抗体(IgE)の濃度を測定することでアレルゲンを判定する「IgE検査」、そして、リンパ球を介したアレルギー反応を捉える「リンパ球反応検査(主要食物アレルゲン)」と「リンパ球反応検査(除去食アレルゲン)」で、判定したいことや症状によって受ける検査が異なりますし、複数の検査を受けることもあります。

アレルギー検査は、動物病院で血液を採取してもらい、獣医が検査機関に依頼することが一般的ですが、近年では個人的に郵送することで、アレルギー検査を受けられるようです

ただし、郵送で行えるアレルギー検査は上記のものではなく、犬の毛を送って健康チェックができるというもの。あくまでも「健康管理のための参考」として行うといいでしょう。

犬の毛によるアレルギーチェックは、「米/玄米/大麦/小麦/オートミール/穀草(ソルガム)/とうもろこし/大豆/えんどう豆/いんげん豆/落花生(ピーナッツ)/そば/牛肉/豚肉/鶏肉/仔羊/七面鳥/アヒル(鴨)/馬肉/ダチョウ/鹿肉/カンガルー/」など全75項目の食物アレルギーや、「アシ/イチゴツナギ/オオアワガエリ(チモシー)/カモガヤ/ギョウギシバ/クサヨシ/シラゲガヤ/セイバンモロコシ/ハルガヤ/ライムギ/アカザ/アキノキリンソウ/アザミ/ギシギシ/ヨモギ/ニワトコ/ヒメガマ/」など全73項目の環境アレルギーについてチェックできるようです。

血液のアレルギー検査は、獣医に適切に採取してもらう必要があります。また、すでにアレルギー症状が出ている場合は検査と共に治療を行う必要がありますから、まずは動物病院で診察を受けるようにしましょう。

犬のアレルギー検査結果の信憑性とは?

犬は、花粉、ハウスダスト、虫、草、食物など特定のものにアレルギー反応を示すことがあります。かゆみ、鼻水、くしゃみ、咳、皮膚の炎症が出ているのに何がアレルゲンかわからないことがほとんど。そのため、かゆみを止めるための治療を受けながらアレルゲンを特定するための検査を受けることが必要です。

食材の種類を特定するためには、血液検査によるアレルギー検査を受ける必要があります。今まではアレルギー検査でIgE検査というものが一般的に行われてきましたが、近年この検査結果には信憑性がないことがわかってきました。この検査の他に、リンパ球による検査を併せて行うことでより信憑性は高くなります

アレルギー検査の結果を踏まえて治療をしているのに、かゆみがなかなかおさまらない場合や、ステロイドなどの内服で一時的にかゆみがおさまってもなかなか薬をやめることができない場合などに受けるといいでしょう。

リンパ球検査は、期間はおよそ3週間くらいで、IgEと合わせて5~7万円程度になります。しかし、アレルギー検査の結果は、信憑性が高いわけではないと言う獣医も多いです。

IgE検査が信じられていたにも関わらず信憑性がないことがわかったように、やはり今信用されているものでも後々その信用が失われることも否定できません

アレルギー検査においては、経験豊富な獣医によるアレルギー検査結果を踏まえての治療が何よりも重要になるのではないでしょうか。逆に、アレルギー検査を鵜呑みにしてただアドバイスをしているだけの獣医は信憑性に欠ける可能性はあります

犬のアレルギー検査は、あくまでも参考にとどめ、その結果からどのように生活を変えていくか、治療を進めていくかを、愛犬の様子をみながら獣医と相談していくことが大切です。

検査キットでペットの毛を送り、個人的に結果を得たとしてもどのように対応していいかわからない飼い主さんも多いと思います。症状がすでに出ている場合はアレルギー検査を個人的に行い対処するだけでなく、プロの意見も聞きながら改善を目指すといいでしょう。

犬のアレルギー検査にかかる費用って?

犬がアレルギーを起こすと、くしゃみ、鼻水、咳、皮膚のかゆみが赤みなどを発生します。しかし、何がアレルゲンになっているのかを見極めるのはかなり困難だといえるでしょう。ノミ、ダニ、草花、花粉、食べ物などアレルゲンとなる可能性があるものは数え切れないので、まずは動物病院で診察を受けましょう。

日本には、犬のアレルギー検査をしてくれる機関がいくつかあり、動物病院で犬の血液を採取した獣医がその機関に血液を送って検査を依頼します。

その機関からは、チェック項目の用紙が送られてきて、小麦、大豆、肉、雑草などいくつもの項目について「陽性(アレルゲンとなっている)」「擬陽性(アレルゲンとなっている可能性がある)」「陰性(アレルゲンとなっていない)」の印がついています

現在では、食物、草、カビ、木など細かく92種類のアレルゲンについて調べることができます。以前は、海外の検査機関に血清を送るのが主流でした。

しかし10年ほど前から日本でも検査を行う機関が増え、検査結果が出るまでの日程が7~10日だったものが、4日程度に短縮することが可能となり、検査費用は1頭あたり3万円前後となっています。

検査の結果、獣医から陽性と擬陽性にチェックがついている原材料の入っていないドッグフードをすすめられたり、治療法を提案されたりと、アレルギーに対する対策が講じられます。

最近では、犬の毛を検査機関に送って直接検査をしてくれるところも増えてきました。大変便利で費用も病院で申し込むよりも安く済むことが多いのですが、症状が気になる場合はアレルギー以外の可能性も考えられるので、やはり一度動物病院で診察を受けることをおすすめします

毎日のドッグフードが重要

検査から始まり、治療や生活改善にはいろいろと費用がかかってしまうものですが、犬の保険を検討している方も多いでしょう。犬の保険では、入る前に前歴の病気を告知しなければいけません

気になるアレルギーですが、実はアレルギーでの補償は対象外になってしまいます。とはいえ、アレルギー以外での補償はしっかりとされるので、犬の保険を検討されている方はアレルギーが対象外であっても検討する価値はあるでしょう。

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