犬用酸素室は、酸素濃縮器とケージなどを組み合わせ、自宅で酸素濃度を高めた環境を作るための設備です。呼吸器や心臓の病気などで獣医師から在宅酸素管理を勧められた場合に利用されることがあります。
自己判断で導入するのではなく、まず動物病院で必要性や使い方を相談し、設置場所、火気、電源、室温などの安全条件を確認して利用しましょう。
犬用酸素室の仕組み
一般的には酸素濃縮器から酸素を送り、ケージ内の酸素濃度を高めます。
酸素濃縮器
室内の空気から酸素を濃縮して供給する機器を使います。
酸素ケージ
犬が落ち着いて過ごせる密閉度のあるケージを使う方式があります。
マスク吸入
顔周辺へ酸素を送る方法もありますが、犬の動きで安定しにくい場合があります。
酸素濃度計
ケージ内の酸素濃度を確認するため、濃度計を併用するプランもあります。
自宅レンタルの流れ
専門業者から機器を借りる方法があります。
申し込み
営業所や代理店へ申し込みます。
受け取り
自宅配送、店舗受取、宅配便など地域に応じた方法があります。
設置
必要に応じて組み立てや設置サービスを利用できます。
返却
使用終了後は業者へ連絡し、回収または返送します。
費用の考え方
レンタル料金は基本料金、利用日数、ケージサイズ、配送などで変わります。
基本料金
テルコムの2026年9月時点の公開料金では、基本料金9,900円です。
小型ケージ
5kg程度までの目安で、1日1,320円、同月15日以上は月上限19,800円です。
中型ケージ
10kg程度までの目安で、1日1,980円、同月15日以上は月上限29,700円です。
配送・設置
配達6,600円~、回収6,600円~、設置サービス6,600円~などが別途かかる場合があります。
利用時の注意点
酸素を扱うため安全管理が重要です。
火気を近づけない
酸素濃縮器やケージ周辺では火気厳禁です。
タコ足配線を避ける
電源の安全を確保し、取扱説明に従います。
設置場所を確保する
機器周辺に十分な空間を取り、狭い場所や直射日光を避けます。
犬の状態を観察する
呼吸状態が悪化する、ぐったりするなどの変化があれば速やかに動物病院へ相談します。
まとめ|獣医師と相談し、安全条件を確認して利用する
犬用酸素室は、自宅で酸素濃度を高めた環境を作るための設備で、レンタルを利用する方法があります。
導入前に獣医師へ相談し、料金だけでなく設置場所、火気、電源、温度管理、サポート体制まで確認しましょう。

