ブルドッグのペット保険料はいくら?加入前に確認したい補償と費用

ブルドッグのペット保険料はいくら?加入前に確認したい補償と費用

ブルドッグのペット保険料は、年齢、補償割合、通院・入院・手術の上限、特約、払込方法、保険会社の犬種区分によって変わります。

2026年6月30日更新のPS保険公式情報では、ブルドッグは大型犬区分です。1歳・インターネット申込み・火葬費用等担保特約なしの場合、50%補償は月1,700円、70%補償は月2,520円、100%補償は月3,110円です。

これはPS保険の特定条件における公式例であり、ブルドッグ全体の平均保険料や他社を含む相場ではありません。

アニコム損保の現行「犬の品種別クラス分類表」では、この犬種はEクラスです。同社では犬種クラスによって保険料が異なるため、保険料を比較するときは犬種名だけでなく、年齢・補償割合など同じ条件をそろえて公式見積もりを確認してください。

このページでブルドッグについて特に見る点

ブルドッグの保険記事で重要なのは、病気を詳しく説明することではなく、この犬種で現実に想定したい診療費の形を踏まえて補償条件を選べるようにすることです。保険料の安さだけでなく、通院が積み重なるケースと、検査・手術・入院で一度に大きく支払うケースを分けて考えます。

  • VCA Urgent Care「Urinary Issues」:尿が出ない等の緊急相談
  • ACVS「Brachycephalic Syndrome」:短頭種の呼吸と診療。暑さ、活動、体調を確認
  • PDSA「IVDD/slipped disc in dogs」:急な歩行困難や痛みの受診。犬種別の発症率や診断ではない

ブルドッグで保険を考えるときは「治療費の形」を見る

ブルドッグだから特定の病気になると決めつけることはできません。ただし、犬種について文献・獣医療資料で確認されている注意点を、保険選びの場面に置き換えると「通院を重視するのか」「高額な手術・入院へ備えるのか」が具体的になります。

保険選びで想定する診療:椎間板疾患

費用の目安・公開例 MRI/CT・手術・入院まで進むと総額30万~50万円以上になる例がある
期間の考え方 軽症の保存療法では数週間、手術時は5~14日前後の入院例に加え術後の通院・リハビリが続くことがある
保険で確認する項目 手術上限、画像検査、入院日数、リハビリの扱い

保険選びで想定する診療:短頭種の呼吸器診療

費用の目安・公開例 呼吸器の一次検査は数千~1万円台から、鼻孔拡大・軟口蓋切除などの手術は8万円~とする病院例がある
期間の考え方 検査から手術、術後経過観察まで複数回の受診になることがある
保険で確認する項目 先天性・犬種関連疾患の扱い、手術上限、検査・麻酔の対象範囲

保険選びで想定する診療:眼科診療

費用の目安・公開例 診察・眼科検査で数千円から、処置・手術が必要な場合は大きく上がる
期間の考え方 急性疾患は短期間に複数回受診することがあり、慢性疾患は長期管理になる
保険で確認する項目 通院補償、手術上限、先天性・遺伝性疾患の扱い

治療費は自由診療で、病院、地域、体重、重症度、検査内容によって大きく変わります。表は日本獣医師会の診療料金調査や動物病院の公開料金、獣医療・保険関連の公開例をもとにした目安で、ブルドッグの全個体に発生する費用ではありません。

 

ブルドッグの保険では、病名の多さではなく「1回の高額診療に備えたいのか」「何度も続く通院に備えたいのか」を先に決めると、補償割合・手術上限・通院日数を比較しやすくなります。

ブルドッグの保険料は年齢と補償割合で変わる

比較するときは、同じ年齢・同じ補償割合・同じ申込条件にそろえます。

1歳の公式例は月1,700~3,110円

PS保険の1歳例:50%補償

月払 1,700円
年払 19,560円

PS保険の1歳例:70%補償

月払 2,520円
年払 29,120円

PS保険の1歳例:100%補償

月払 3,110円
年払 35,930円

表は1歳・大型犬・ネット申込み・特約なしというPS保険の公式掲載例です。

3~5歳では月額が上がる

PS保険では、3~5歳・特約なしで50%2,440円、70%3,370円、100%4,210円です。

【3~5歳では月額が上がるを比較する項目】

  • 現在年齢での保険料
  • 通院・入院・手術の補償
  • 補償割合と支払限度
  • 更新後の保険料・継続条件
  • 補償対象外となる条件

6~8歳でもさらに変わる

同じ条件で6~8歳は50%3,000円、70%3,660円、100%4,850円です。

【6~8歳でもさらに変わるを比較する項目】

  • 現在年齢での保険料
  • 通院・入院・手術の補償
  • 補償割合と支払限度
  • 更新後の保険料・継続条件
  • 補償対象外となる条件

若い時期の料金だけで判断しない

加入時の月額だけでなく、数年後の保険料と更新条件も確認します。

【若い時期の料金だけで判断しないを比較する項目】

  • 現在年齢での保険料
  • 通院・入院・手術の補償
  • 補償割合と支払限度
  • 更新後の保険料・継続条件
  • 補償対象外となる条件

通院・入院・手術の補償条件を確認する

補償割合が同じでも、支払限度や対象外条件は商品ごとに異なります。

通院補償の有無を見る

【体調変化がある場合の注意】

  • 日常的な受診へ備えたい場合は、通院が対象か、1日上限や年間日数があるかを確認します。

【通院補償の有無を見るを比較する項目】

  • 現在年齢での保険料
  • 通院・入院・手術の補償
  • 補償割合と支払限度
  • 更新後の保険料・継続条件
  • 補償対象外となる条件

入院は1日上限と年間日数を見る

長期入院では、補償割合だけでなく1日あたりの上限と年間日数が自己負担へ影響します。

【入院は1日上限と年間日数を見るを比較する項目】

  • 現在年齢での保険料
  • 通院・入院・手術の補償
  • 補償割合と支払限度
  • 更新後の保険料・継続条件
  • 補償対象外となる条件

手術は1回上限と年間回数を見る

高い補償割合でも支払限度を超えた部分は自己負担になる場合があります。

【手術は1回上限と年間回数を見るを比較する項目】

  • 現在年齢での保険料
  • 通院・入院・手術の補償
  • 補償割合と支払限度
  • 更新後の保険料・継続条件
  • 補償対象外となる条件

予防・既往症など対象外を読む

予防目的の費用や加入前からの傷病などが対象外になる場合があります。重要事項説明書や約款を確認します。

【予防・既往症など対象外を読むで確認する条件】

  • 予防目的の診療が補償対象か
  • 加入前の症状・既往症の扱い
  • 待機期間や免責など支払い条件
  • 重要事項説明書・約款の最新内容

ブルドッグでは補償対象を具体的に確認する

PS保険のブルドッグ解説では、短頭種気道症候群、眼瞼内反症、皮膚病などが紹介されています。ただし、犬種だけで発症を断定することはできません。

短頭種関連の診療が対象か確認する

ブルドッグは短いマズルを持つ犬種です。短頭種に関連する診療の扱いは商品ごとに確認します。

【短頭種関連の診療が対象か確認するを比較する項目】

  • 現在年齢での保険料
  • 通院・入院・手術の補償
  • 補償割合と支払限度
  • 更新後の保険料・継続条件
  • 補償対象外となる条件

皮膚トラブルの通院補償を見る

皮膚症状で通院する可能性を考える場合は、通院補償の有無や上限を確認します。

【皮膚トラブルの通院補償を見るを比較する項目】

  • 現在年齢での保険料
  • 通院・入院・手術の補償
  • 補償割合と支払限度
  • 更新後の保険料・継続条件
  • 補償対象外となる条件

既往症の扱いを申込前に確認する

すでに診断や治療歴がある場合、その傷病が補償対象になるかを自己判断せず保険会社へ確認します。

【既往症の扱いを申込前に確認するで確認する条件】

  • 予防目的の診療が補償対象か
  • 加入前の症状・既往症の扱い
  • 待機期間や免責など支払い条件
  • 重要事項説明書・約款の最新内容

補償割合だけで選ばない

【補償条件の注意】

  • 100%補償でも限度額や対象外があります。自分が備えたい診療に合うかを優先します。

【補償割合だけで選ばないを比較する項目】

  • 現在年齢での保険料
  • 通院・入院・手術の補償
  • 補償割合と支払限度
  • 更新後の保険料・継続条件
  • 補償対象外となる条件

保険料と自己資金を合わせて家計を考える

保険へ加入しても、すべての医療費を保険だけで支払えるとは限りません。

年間保険料へ換算する

PS保険の1歳・特約なし例では、年払は50%19,560円、70%29,120円、100%35,930円です。

【年間保険料へ換算するを比較する項目】

  • 現在年齢での保険料
  • 通院・入院・手術の補償
  • 補償割合と支払限度
  • 更新後の保険料・継続条件
  • 補償対象外となる条件

医療予備費を別に持つ

【補償条件の注意】

  • 限度額超過や対象外費用へ備え、保険料とは別に医療予備費を用意する方法があります。

【医療予備費を別に持つを比較する項目】

  • 現在年齢での保険料
  • 通院・入院・手術の補償
  • 補償割合と支払限度
  • 更新後の保険料・継続条件
  • 補償対象外となる条件

請求方法と手元資金を見る

後日請求型では診療時にいったん支払う必要があります。手元資金も含めて備えます。

【請求方法と手元資金を見るを比較する項目】

  • 現在年齢での保険料
  • 通院・入院・手術の補償
  • 補償割合と支払限度
  • 更新後の保険料・継続条件
  • 補償対象外となる条件

申込み直前に最新情報を再確認する

  1. 現在年齢で見積もる
  2. 通院・入院・手術の上限を見る
  3. 既往症・対象外を確認する
  4. 更新条件を見る
  5. 保険料と予備費を家計へ入れる

保険料や商品条件は改定される可能性があるため、加入時点の公式情報を必ず確認してください。

参考情報:PS保険「ブルドッグの保険について」/ジャパンケネルクラブ「ブルドッグ」

ブルドッグの特徴をこのテーマに反映する

ブルドッグの保険を考えるときは、犬種名だけで保険料を比べるのではなく、どのような診療費が発生しやすいかを補償条件へ置き換えて考えます。皮膚皺襞炎、眼瞼の問題、短頭種関連の呼吸器トラブルなどが診療費の重点になります。

病気そのものの詳しい解説は別記事に分け、このページでは「反復通院になりやすいのか」「画像検査や麻酔・手術・入院で一度の支払いが大きくなりやすいのか」「長期投薬が続く可能性があるのか」を確認します。補償割合だけでなく、通院日数、1回の手術上限、年間限度、既往歴・先天性疾患の扱い、請求時の立替額まで見て判断します。

この犬種で特に確認したいポイント

病名を決める前に相談点を整理する

呼吸音と睡眠、暑い時の回復、皮膚、目を確認します。苦しい呼吸や倒れる等では直ちに連絡し、短頭種だから普通と片付けません。

同じ条件の見積もりで年額を比べる

仮に月6,500円なら12回で78,000円です。年払いの見積もりを別に取り、免責、通院、補償割合、特約を揃えて比較します。この金額は家計モデルで、実在商品の保険料やブルドッグの相場ではありません。

見る項目 確認する内容
告知 過去の症状、検査、薬を質問範囲に沿って申告
通院等 日額・回数・年額、同じ病気の数え方
対象外 既往症、先天性・遺伝性、部位の不担保
更新 年齢、継続中の病気、改定の扱い

補償割合と実際の負担を区別する

仮に支払い60,000円のうち対象50,000円、70%補償で免責や限度の影響がなければ、給付35,000円、自己負担25,000円です。請求額すべての七割が戻るとは限りません。契約ごとの条件を当てはめます。

保険対象外の支出は別予算にする

ペット保険は、犬との暮らしにかかる費用をすべて補償するものではありません。健康診断、予防接種、フィラリア・ノミダニ予防、去勢・避妊、予防目的の歯科処置、フード、日用品などは一般に対象外となることがあります。契約ごとの対象範囲を確認し、保険料とは別の生活費として予算化します。

治療のために使う補助具、送迎、訪問サービス、療法食なども、必要性があっても自動的に補償対象になるとは限りません。「獣医師に勧められた=保険で出る」と考えず、診療費と生活費を分けて確認します。

告知と検査の情報を正確に伝える

犬種名だけで特定の病気を自己診断して告知せず、診療記録の表現を使います。診断前の症状も質問される場合があるため、迷う内容は申込先へ記録を示して確認し、回答を残します。

受診日に使える現金を確保する

窓口精算に対応していない病院では、診療日にいったん全額を支払い、後から保険金を請求します。高額な検査や手術では、保険に加入していても数万円~数十万円を一時的に用意する場面があります。

窓口精算の可否、対応病院、後日請求に必要な書類、保険金が支払われるまでの流れを確認し、保険とは別に緊急用資金を残します。乗り換え時は新しい契約の開始日と引受条件が確定する前に現在の契約を解約しないようにします。

請求に必要な診療記録と領収書を残す

請求時は、診療日、病名・症状、検査、処置、薬、支払額が分かる明細を保管します。補償対象額と実際の支払額は一致しないことがあるため、免責・限度額・対象外項目を分けて確認します。

予防や健康診断、フード、日用品などの領収書は治療費と分けておくと、年間の医療費と生活費を把握しやすくなります。