フレンチブルドッグのペット保険料はいくら?加入前に確認したい補償と費用

フレンチブルドッグのペット保険料はいくら?加入前に確認したい補償と費用

フレンチブルドッグのペット保険料は、犬種だけで一律には決まりません。年齢、補償割合、通院・入院・手術の補償設計、特約、商品ごとの犬種区分などで変わります。月額の安さだけを見ると、補償対象外や支払限度、更新後の保険料を見落とすことがあります。

2026年9月時点のPS保険公式情報では、フレンチ・ブルドッグは中型犬区分で、補償開始時に生後120日以上の1歳、インターネット申込み、特約なしの場合、50%補償プランは月1,590円、70%補償プランは月2,360円、100%補償プランは月2,920円です。

一方、アニコム損保ではフレンチ・ブルドッグは犬種別クラス「E」に分類されます。アニコムの保険料は年齢・商品・支払割合等で異なるため、加入時の見積りで確認する必要があります。このように会社ごとに料金設計と補償内容が異なるため、単純な月額ランキングでは比較できません。

このページでフレンチブルドッグについて特に見る点

フレンチブルドッグの保険記事で重要なのは、病気を詳しく説明することではなく、この犬種で現実に想定したい診療費の形を踏まえて補償条件を選べるようにすることです。保険料の安さだけでなく、通院が積み重なるケースと、検査・手術・入院で一度に大きく支払うケースを分けて考えます。

  • 小坂井動物病院「料金のご案内」:診察・検査料金。フレンチブルドッグ専用料金ではない
  • American College of Veterinary Surgeons「Brachycephalic Syndrome」:短頭種の気道、呼吸困難と運動・興奮・暑さ、肥満、個別の診断と処置
  • PDSA「Skin fold dermatitis in dogs」:顔・尾等の皮膚の重なりの湿り、赤み、痛み、清掃と乾燥、治療は診察に基づく

フレンチブルドッグで保険を考えるときは「治療費の形」を見る

フレンチブルドッグだから特定の病気になると決めつけることはできません。ただし、犬種について文献・獣医療資料で確認されている注意点を、保険選びの場面に置き換えると「通院を重視するのか」「高額な手術・入院へ備えるのか」が具体的になります。

保険選びで想定する診療:椎間板疾患

費用の目安・公開例 MRI/CT・手術・入院まで進むと総額30万~50万円以上になる例がある
期間の考え方 軽症の保存療法では数週間、手術時は5~14日前後の入院例に加え術後の通院・リハビリが続くことがある
保険で確認する項目 手術上限、画像検査、入院日数、リハビリの扱い

保険選びで想定する診療:短頭種の呼吸器診療

費用の目安・公開例 呼吸器の一次検査は数千~1万円台から、鼻孔拡大・軟口蓋切除などの手術は8万円~とする病院例がある
期間の考え方 検査から手術、術後経過観察まで複数回の受診になることがある
保険で確認する項目 先天性・犬種関連疾患の扱い、手術上限、検査・麻酔の対象範囲

保険選びで想定する診療:皮膚の継続診療

費用の目安・公開例 検査・投薬を含む通院1回4,000~10,000円程度という目安があり、慢性化すると年間数万円~十数万円になることがある
期間の考え方 数週間で落ち着く例から長期管理まで幅がある
保険で確認する項目 通院補償、年間日数・回数、薬や処置の対象範囲

保険選びで想定する診療:眼科診療

費用の目安・公開例 診察・眼科検査で数千円から、処置・手術が必要な場合は大きく上がる
期間の考え方 急性疾患は短期間に複数回受診することがあり、慢性疾患は長期管理になる
保険で確認する項目 通院補償、手術上限、先天性・遺伝性疾患の扱い

治療費は自由診療で、病院、地域、体重、重症度、検査内容によって大きく変わります。表は日本獣医師会の診療料金調査や動物病院の公開料金、獣医療・保険関連の公開例をもとにした目安で、フレンチブルドッグの全個体に発生する費用ではありません。

 

フレンチブルドッグの保険では、病名の多さではなく「1回の高額診療に備えたいのか」「何度も続く通院に備えたいのか」を先に決めると、補償割合・手術上限・通院日数を比較しやすくなります。

フレンチブルドッグの保険料は年齢・補償割合で変わる

保険料を見るときは、「何歳」「何%補償」「どの商品・条件か」を必ずセットで確認します。

PS保険の1歳例は月1,590~2,920円

2026年6月30日更新のPS保険公式ページでは、フレンチ・ブルドッグを中型犬として扱っています。補償開始時に生後120日以上、1歳、インターネット申込み、火葬費用等担保特約なしの場合の月払例は次のとおりです。

PS保険の例:50%補償

月払 1,590円
年払 18,360円

PS保険の例:70%補償

月払 2,360円
年払 27,240円

PS保険の例:100%補償

月払 2,920円
年払 33,700円

この表はPS保険の特定条件における公式掲載例です。他社商品の相場やフレンチブルドッグ全体の平均保険料ではありません。

年齢帯が変わると保険料も変わる

PS保険の中型犬50%プランでは、1~2歳の月1,590円に対し、3~5歳は月2,130円、6~8歳は月2,780円(いずれも特約なしの公式掲載例)です。

加入時の月額だけでなく、数年後の年齢帯でいくらになるかまで確認しましょう。

アニコムではフレンチブルドッグはEクラス

アニコム損保の2026年時点の犬種別クラス分類表では、フレンチ・ブルドッグはEクラスです。保険料は犬種クラス、年齢、商品、支払割合などで決まります。

同じ「70%補償」でもPS保険とアニコム損保では限度額や仕組みが異なるため、保険料だけを横並びにして優劣を判断しないようにします。

月払と年払は年間総額も確認する

月払は家計へ組み込みやすく、年払は年間負担を一度に把握しやすい方法です。商品によって月払12回分と年払額が同じではない場合があります。

契約前に、月額だけでなく年間総額も確認してください。

 

フレンチブルドッグの保険料は、犬種名だけでなく「年齢・補償割合・商品・特約・支払方法」を同じ条件にして比較します。

保険料と一緒に通院・入院・手術の補償を確認する

月額が安くても、自分が備えたい診療が十分に対象でなければ目的に合いません。補償割合だけでなく限度額・日数・回数を確認します。

通院補償の有無と限度を見る

日常的な通院に備えたい場合は、通院が補償対象か、1日あたりの限度や年間日数がどう設定されているかを確認します。

PS保険では50%・70%・100%各プランで通院を補償しますが、日額・日数には限度があります。

入院は1日上限と年間日数を確認する

入院補償でも、補償割合だけでは実際に受け取れる保険金は決まりません。1日あたり上限、年間日数などの商品条件が関係します。

長期入院に備えたい場合は、パンフレットや重要事項説明書の上限まで確認してください。

手術は1回上限と年間回数を見る

手術補償では、1回あたりの支払限度額と年間回数を比較します。PS保険では通院・入院・手術・車イス費用を合わせた年間最大補償額を案内していますが、各項目には個別の限度があります。

「100%補償=支払った診療費が無制限に全額戻る」という意味ではありません。

予防・既往症・対象外条件を確認する

ワクチン、健康診断など予防目的の費用は対象外となる商品があります。加入前からの傷病や特定の状態に条件が付く場合もあります。

【契約前に確認したい対象外条件】

  • 予防目的の診療が対象か
  • 既往症や加入前の症状の扱い
  • 待機期間の有無
  • 商品ごとに定められた補償対象外

保険料が同程度でも対象外条件は商品によって異なるため、申込み前に重要事項や約款などの最新情報で確認する必要があります。

【確認しておきたい注意点】

「病院で支払う費用ならすべて補償」と考えず、補償対象外、待機期間、免責、既往症・先天性疾患等の扱いを重要事項説明書・約款で確認してください。

不明点は申込み前に保険会社へ確認しましょう。

フレンチブルドッグの体格と家計から保険を判断する

フレンチブルドッグはJKCの犬種標準で牡9~14kg、牝8~13kgの筋肉質でコンパクトな犬種です。ただし、保険の必要性を体格だけで決めることはできません。年齢、家計、貯蓄、通院への備え方を合わせて考えます。

加入時の若い年齢だけで判断しない

若い時期の保険料が低くても、年齢によって保険料が上がる商品があります。新規加入できる上限年齢や、継続時の料金変化を確認します。

PS保険では新規加入は8歳まで、9歳以降は継続のみと公式料金表に示されています。商品によって条件は異なります。

保険料と医療用貯金を両方考える

【補償条件の注意】

  • 保険に加入しても、自己負担、対象外診療、限度額超過分などは自分で支払います。そのため毎月の保険料とは別に、急な医療費へ使える資金を残す方法があります。

保険料が高くなりすぎて予備費を持てない場合は、プランの見直しも判断材料になります。

補償割合より対象範囲を優先する場合もある

【補償条件の注意】

  • 100%補償でも対象外の診療には保険金は支払われません。反対に50%・70%でも、自分が備えたい通院・入院・手術の条件が合う商品が家計に適する場合があります。

補償割合だけで順位を付けず、何がどこまで対象になるかを比較してください。

請求方法と手元資金も確認する

保険金請求には、動物病院の窓口で精算できる方式と、いったん診療費を支払って後から請求する方式があります。商品や病院によって対応は異なります。

後日請求型では、一時的に診療費全額を支払うための手元資金も必要になります。

年間保険料と補償条件を同じ表で比較して決める

最後は候補商品ごとに年間保険料と補償条件を同じ表へ並べます。これにより、単純な「月額の安い順」ではなく、自分に必要な備えと家計負担を比較できます。

月額だけでなく年間保険料を出す

PS保険の1歳・中型犬・特約なしの公式例では、50%プランの年払18,360円、70%プラン27,240円、100%プラン33,700円です。

実際の保険料は申込時の年齢や特約などで変わるため、契約直前に再見積りしてください。

保険料+自己負担用予備費で考える

例えば年間保険料30,000円と、家庭で決めた医療予備費60,000円を確保するなら、家計上は年間90,000円を医療への備えとして用意する考え方です。

30,000円+60,000円=90,000円。これは家計の組み立て方を示す架空例で、推奨貯金額や平均医療費ではありません。

【補償条件の注意】

  • 保険料と貯蓄を別々に考えると、対象外費用への備えも把握しやすくなります。

同じ比較項目で候補を並べる

比較項目 確認する内容
保険料 現在年齢・犬種区分・月払/年払・特約
補償割合 50%・70%・100%など
通院・入院・手術 対象、限度額、限度日数・回数
対象外 予防、既往症、免責、待機期間等
更新 新規加入年齢、継続、保険料変更
請求 窓口精算・後日請求等

表の条件を同じように確認すると、料金だけでは見えない違いを比較できます。

加入前・更新時は最新公式情報を再確認する

【実践手順】

  • 現在年齢で最新保険料を確認する
  • 通院・入院・手術の補償を確認する
  • 対象外・上限・回数を確認する
  • 将来の更新条件を確認する
  • 保険料と医療予備費を家計へ入れる

フレンチブルドッグだから一律に保険へ入るべきとはいえません。保険料、補償範囲、自己資金を比較し、自分の家庭で無理なく継続できるかを基準に判断しましょう。

参考情報:PS保険「フレンチ・ブルドッグの保険について」/PS保険「犬の保険70%補償プラン」/PS保険「犬の保険100%補償プラン」/アニコム損保「犬の品種別クラス分類表」/アニコム損保「保険料表」/ジャパンケネルクラブ「フレンチ・ブルドッグ」

フレンチブルドッグの特徴をこのテーマに反映する

フレンチブルドッグの保険を考えるときは、犬種名だけで保険料を比べるのではなく、どのような診療費が発生しやすいかを補償条件へ置き換えて考えます。短頭種気道症候群、皮膚皺襞炎、耳の問題、脊椎疾患などが保険・医療費を考える際の重要な確認項目です。

病気そのものの詳しい解説は別記事に分け、このページでは「反復通院になりやすいのか」「画像検査や麻酔・手術・入院で一度の支払いが大きくなりやすいのか」「長期投薬が続く可能性があるのか」を確認します。補償割合だけでなく、通院日数、1回の手術上限、年間限度、既往歴・先天性疾患の扱い、請求時の立替額まで見て判断します。

この犬種で特に確認したいポイント

正式な犬種と商品区分を確認する

第一アイペット「うちの子」では、フレンチ・ブルドッグは犬Cに分類されています。同商品のチワワ等の犬Aの料金は使えません。区分は商品ごとのもので、他社のC区分と同じ意味でもありません。

補償開始時の満年齢、補償割合、月払と年払をそろえて見積もります。次は2026年10月21日に確認した掲載例です。ペット賠償責任特約や割引、個別の引受条件は別に確認します。

年齢が上がった料金まで並べる

年齢:1歳

50%・月払 4,020円
50%・年払 46,780円
70%・月払 5,190円
70%・年払 60,410円

年齢:3歳

50%・月払 4,470円
50%・年払 52,110円
70%・月払 5,830円
70%・年払 67,940円

年齢:6歳

50%・月払 6,380円
50%・年払 74,280円
70%・月払 8,490円
70%・年払 98,920円

1歳70%の月払を12回払うと62,280円、年払60,410円との差は1,870円です。年払を12で割った額を実際の月払保険料と混同しないでください。今後の保険料改定まで固定する見積もりではありません。

高齢の料金が表に載っていることと、その年齢から新規加入できることは別です。加入要件と更新条件も確認します。サロン、食事、空調等と合わせて、継続して払える範囲かを見てください。

気になる診療の扱いを具体例で聞く

呼吸の検査や手術、皮膚の診療、背中や脚の問題等について、既往歴や特定部位の条件がないか見ます。犬種に関連する病名があるから必ず補償されるとは限りません。先天性等の扱いも約款で確認します。

顔のしわを清潔にする日常用品、美容のシャンプー、病気の治療では扱いが違います。病院で購入した物なら全部対象、とは考えません。歯科等で麻酔を伴う場合も、検査から術後まで内訳で確認してください。

自己負担は総額と対象額を分けて計算する

仮に診療総額100,000円、うち対象額80,000円、補償割合70%で限度等の制約がなければ、保険金56,000円、自己負担44,000円です。診療総額の30%だけ用意すればよいとは限りません。

商品固有の給付を保証する例ではないため、免責、日数、回数、上限、対象外を確認します。窓口精算ができない受診先等では、いったん総額を払う資金も必要です。戻る見込みのお金と手元残高を別に考えてください。

告知と過去の症状を正確に整理する

呼吸の相談、皮膚や耳の治療、歩き方の変化等で聞かれた内容へ正確に答えます。診断名が曖昧なら明細や病院で確認します。症状が軽かったとして、自己判断で省略しないようにします。

条件付きの契約になる場合は、対象外の部位や条件を保存します。乗り換えでは新しい契約の成立と内容を確認してから、現在の契約を扱います。料金だけを見て先に解約しないでください。

保険と診療用の備えを一緒に計画する

保険料と、予防・健診、対象外の治療、介護、立て替えを分けます。大きな診療の可能性が気になっても、日々の体形管理やしわの点検を保険で代用することはできません。

比較表へ料金、更新、気になる診療、請求方法を一行ずつ残します。分からない点は具体例で問い合わせ、回答と確認日を保存してください。短い宣伝文より、実際に困る場面で使えるかを基準に判断します。